「伝言」 の大切さ

永 六輔著『伝言』(岩波新書)を長野駅前 平安堂書店で買い求め、長野から新宿までの高速バスで個室感覚で読ませてもらった。『商人(あきんど)』、『芸人』、『職人』に続いての著書で相変わらず軽快な文章である。
思わすニヤッとするような文句があって面白い。

科学技術の進歩した今日、私たちの生活の中で自然との関わりで忘れてしまっている事や忘れてはいないが行動が伴っていない事柄があり、そうした中でも次の世代に伝えるべき事柄は「伝える」大切さを示されているのだと思う。

自然や環境についても改めてつい数年前までのことを今一度想い、その情景等についても伝えたり、以前の状態に戻したいものである。

その方法の一つは「環境教育」かも

感想
生き生きと 「つらいからこそ明るく」
戦争、災害、公害、拉致。「悲惨さ」と向き合うとき、語り伝え方を、もういちど考える必要があると思った夜だった。・・・ 
そして、一般の人が、暮らしの中でつぶやく言葉こそ、伝えていかなければ・・・  
という箇所と、テーマである「環境問題」ということは同じでは 。