涼太と行者山

小学3年生の孫と行者の社まで登ったが急な下りの山道を危なっかしく歩く様子を見ながら、戦争疎開で丹波の里に住む事となった都会生まれの自分を地元の男にするためにこのようにして連れ登って山里の知恵を教えてくれた祖父のことを想いおこしながら、今回の原発疎開や震災疎開で馴染みの無い土地で不自由な生活を送る子供達がたくましい人生の体験として大きく育ってくれることを祈りたい気持ちだ。