心の杖ことば

最近、『杖ことば』五木寛之著 の文庫本と出合った。

読んでいるうちに、「杖」」という言葉にこれまでの「健康」というための「杖」ではなく、生き方として心の支えのための「杖」という意味があるということに気付いた。

アメリカやヨーロッパ諸国の政情、北朝鮮やヨルダンの状態から一体世界はどのようになるのだろうか。そしてその影響で日本はどうなるのだろう。医療費や生活福祉に関する経済的な不安に対して健康面でどんな対応をすれば良いのだろうという不安な意識は誰もが持っている昨今だから、各地の書店の店頭でもビジネス書と健康についての著書が沢山店頭に並んでいる状況からも見てとれます。

そこで、時にふれ「心の杖ことば」としてブログしてみます。

初回の今回は定番

「転ばぬ先の杖」

転んでからでは入院や介護が必要となるので「転ばないようにいきいきと・・・」というのが「いきいき素敵っきライフ」のコンセプトですが、まだまだ自分は元気ダ!と思っている人には説得力に乏しいしむしろ余計なお節介と背を向けられてしまうことが多いのです。

先日、同級会の世話人の集まりで日取りを決める際、候補のどちらにするかの判断に、大安と仏滅という表現をしたら「未だに言うか」と笑われた。確かに結婚式でないのだからソグワないかもしれないがすでにそんな考えも古いのダと感じる現代では、失敗しないための用心の心構えが求められるとすれば、いま最も用心するべきは、戦争が勃発した際に家族全員が無事に生き延びて幸せに過ごすためにはどのような対処をすべきか考えた時、まず歩いてあるいて生きる糧(カテ)を求める必要があり「杖」が大きな頼りになることは確かになります。

イザ!!という時のために玄関に太く強めの一本杖を用意するのも「転ばぬ先の杖」として重宝される筈です。