「とれる・No.1」の経口毒性試験

発売後しばらくして、「とれる・No.1」で歯を磨いていますという愛好家の方がおられ、早速安全性を立証するため安川会長は「経口毒性試験」を実施しました。 その際目に入ってはと懸念されましたが、何しろ動物実験が不可能な点試験に要する費用が多額になるという理由で「目」に関する試験の実施は見送られました。従って現在でも目に入っても安全ですヨ・・とは言えないことをご承知おきください。しかし化学洗浄剤を使用する際のようなメガネを着用する程の有害性はありません。 2003年(平成15年)1月実施した「とれる・No.1]の「急性経口毒性試験」について結果報告書を要約します。 4週齢のICR系雌雄マアウスを、約1週間の予備飼育を行って一般状態に異常のないことを確認した後、ポリカーボネート製ケージに各5匹収容し、室温23℃±2℃、照明時間12時間/ 日に設定した飼育室において飼育した雌雄それぞれ10匹を用いた。投与前に約4時間試験動物を絶食させ体重を測定した後、試験群には雌雄ともに検体投与量として強制単回経口投与し、観察期間は14日間、投与日は頻回、翌日から1日1回の観察を行い、投与後7及び14日に体重を測定し、t‐検定により有意水準5%で群間の比較を行った。 雌雄ともに観察期間中に異常は見られず、主要臓器に異常は見られず、観察期間中に死亡例は認められなかった。