美山の六月色

梅雨の晴れ間、美山の新鮮な空気をいっぱいに吸い込んでいると、ふっとあちこちに「紫色」の花を付けたした野草を見つけることがある。この時期はどうしてこの色が目立つのか・・・
思わず刈り取ってしまうことに抵抗感を感じながら、なんという野草か分からない雑草でも一生懸命に高貴な紫の花を咲かせる光景を少しでも思い起す情緒があったなら「秋葉」の無残さはなかったであろうが。