世界文化遺産「醍醐寺」の桜

真言宗本山醍醐寺で1598年豊臣秀吉は1300人余の女衆を集めて盛大な宴「醍醐の花見」を開いたとされその際に建築した「三宝院」は以来現代までも桃山時代を代表する建造物として世界文化遺産にまで登録されている。(栞より参考)
そんな醍醐寺で恒例の花見行列より一足早くほぼ満開の枝垂桜と染井吉野を堪能した。秀吉が楽しみにした「紅葉狩り」は実現しなかったが、400年余こうして優遇された土日の高速料金を活用して遠方からも桜を愉しむような遺産を残してくれたことに感謝しながら、現政権トップは沖縄はじめ問題山積でも土日はリゾートに出かけるようでは後世のための遺産は大丈夫・・・せめて負の遺産だけは少なくしたいものダ!とつい想ってしまうのは少なからず負の遺産の恩恵を受けた者として。