元気特区「淺草」 三社祭

中野発4時55分、6時前に到着した時「浅草神社」の門前は近寄れる状況ではない位の人出、警視庁も大勢の警戒で汗だく。ここが暗く閉塞感のある日本かと疑うような・・画像中程には、裸で担ぎコブが大きい男性は年に一度のこの祭が生き甲斐なのではないか?普段「国際化」とか、「友愛」とか耳障りのよい言葉に慣れてしまった身には、顔中血だらけのオトコに誰も声さえかけない、荒くれてイキなオトコに圧倒される思いだ。

各地の祭は様々であるが、威勢の良い元気な担ぎ手の男も女も子供達までも今日だけは何と!格好良いのだろう。淺草に生きる誇りと喜びを表しているような姿は、博多と同様日本中でも数少ない地域ではと思うが、美少女から中高年の女性までこうして威勢良く参加する祭は地域活性化と言うより何かもっともっとイイな~とさえ思ってしまうのは私だけではないだろう。

6時の宮出しから夕方の宮入りまで今日の淺草は「オイサ!」「おいさ!」のかけ声と笛と太鼓のお囃子で町中が不景気なんぞ吹っ飛ばす勢いが充満しているが、この勢いを数キロ離れた、霞ヶ関に繰り出してはどうだろう。
美辞と無責任な感がする政府の首脳に「何とかっしろヨ~」と荒々しく訴えては・・
タイのデモ隊よりもよっぽど効果のあるアピールが出来るのではないかと思うのだが。(浅草神社の社中の方々からはお叱りがあるかも知れないが)