種牛「忠富士」

宮崎の種牛の中でも「断トツの人工繁殖率の良い・・」忠富士が口蹄疫感染の疑いが確認された。

生物生態系の中で牛や豚を食物連鎖で我々の食生活の中で当たり前に主としてタンパク質の栄養源として食料にし、畜産農家では家畜を生計のための収入の手段として考えている現在、今回の事件は我々に多くのことを教訓としているように思える。

アスリートや俳優がオトコとして注目されることがあっても貴重な存在として影響を心配されることは少ないのだが、今回は何十年も丹精された「種牛」として多くの影響力を持って世の中に貢献する“オス”に同じ生物の仲間である日本人の雄としてチョット羨望と反省(?)をするところだが・・・

いずれにしても生物の一種が当たり前に食用としてではなく、防疫の為に殺傷される状況を何とも防げないことを苦しく想い「忠富士」の往生を願うところでもある。