ステッキのロマン-その1

日本でも明治から昭和初期にかけてステッキは政治家や小説家だけでなく世に出ていない一部の学生までもステッキを手にさっそうと銀座などを歩いたのだそうです。

特に文明開化のモダン派、外国帰りの人達がステッキを散歩のアクセサリーとしていたとのこと、森鴎外、夏目漱石、その中でも福沢諭吉は”特注の杖”を手にしていたそうです

同志社大学ですストライキが勃発した際、創始者の新島穣は手にした「杖」で自分の手を打ち、これがもとで学生はストライキを取りやめたという「自責の杖」も有名な話です。

諭吉や新島の手にしていたステッキが今どこにその杖があるのだろうか・・・と考えるだけでもロマンではないでしょうか。

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