九州新幹線「さくら」初乗記

 

旅人商人(アキンド)は新しい列車に乗ることをひとつの楽しみとしてる。
売上不振が顕著な都心とは対照的に博多駅のお得意先は予定より大幅増加の売上達成に思わず震災を忘れるほどだが、“あたらしモン喰い”の博多っ子が早く天神にも戻ってもらいたいと以前からのお得先のトップと話した今回の出張は、4月に開通した博多・鹿児島中央間の、みずほ、さくら、つばめの何かに乗ることであった。

新しいお得意先へのご挨拶もほどほどにして塗料の匂いがかすかに残る「さくら」に乗って新大阪まで。ひかりレールスターよりも座席の間隔が広く思えて短足な我輩は前の座席にゆっくり足を伸ばしてもやや不自由だがこれからの人にはこの程度の広さが必要なのだろうと既に過去の人になりつつあることを自覚し、それでも遠くない時期に青森から鹿児島中央までいっぱいやりながらブログを書く新幹線のぶらり旅をしたいと少しだけ若い気分で桜が満開の福山を通過しているところ・・・・。